平成25年度も無事に終えることができました。皆さまのご理解とご協力を感謝いたします。
卒園式
3月15日(土)
今日はいよいよ5歳児が待ちに待った卒園式でした。朝から異常に高いハイテンションな子どもたち。
さて、本番はどうなることやら…と少し心配していました。
案の定、式の途中は緊張感もなく、リラックスし過ぎなくらいでしたが、まあどうにかこうにか事なきを得たという感じでしょうか。
そして、式の後、立て看板の前で記念撮影する子どもたち。
式に参列したお父さんやお母さんも、感無量な感じで涙を浮かべていました。
やはり、小さい赤ちゃんの頃から通ってきた保育園を卒園するということは、子どもだけでなく、保護者の皆さんにとっても、大きなできごとなのですね。
私たち職員にとっても、同じことです。
我が子のように慈しみ可愛がってきた子どもたちの巣立ちの日は、毎年涙涙の日なのです。
卒園おめでとう!
お別れ会
3月12日(水)
お別れ遠足が終わったら、次は5歳児を送り出すお別れ会です。
この時期、卒園式を前にして5歳児を送り出す行事が目白押しの日々です。
このお別れ会では、先生たちが5歳児の成長を劇にして演じる姿に、子どもたちは大喜び!
写真は、首から食事エプロンをぶら下げた、1歳児を演じるM先生とK先生。
照れながらも大熱演でした!
送る立場の3~4歳児と送られる立場の5歳児…
それぞれの子どもたちがこの日のために練習した歌を披露しました。
特に5歳児は、今、卒園式の練習でいろんな歌を歌っているせいか、とても上手に歌えていました。
さすが、もうすぐ小学生だと、3~4歳児だけでなく、先生たちもみんな感心しながら聞き入っていました。
そして、お別れ会の最後は、5歳児から後輩の4歳児への様々な引継ぎです。
たとえば…鼓隊の制服、マリンバのマレット、あいさつ当番のたすき…などなど、5歳さんだけにしかできない活動のしるしをバトンタッチするのです。
この時ばかりはみんな静まり返って、固唾をのんで見守ります。それだけ、関心が高く、思いが込められているのでしょうね。
こういう形式的と思うことでも、子どもたちにとっては一つのけじめとして、大きな意味を持つものなんだということを、改めて感じます。
お別れ遠足(竜の口山登り)
3月7日(金)
毎年恒例の4~5歳児のお別れ遠足、竜の口山登りがありました。
卒園を間近に控えた5歳児にとっては、最後の遠足であり、後輩の4歳児に年長児のバトンを引き渡す行事でもあります。
そして、目的地の龍ノ口八幡宮は言わずと知れた”学問の神様”です。
小学校に行って勉強ができますようにとお祈りをしてくることも大きな目的です。
この日は大勢の保護者の皆さんも保育参加をしてくれました。
保育園時代の最後の遠足なので、保護者の方々も感慨ひとしおなのでしょう。
我が子と一緒に手をつないで歩く姿がとても嬉しそうでした。
3歳児以下の留守番の子どもたちの盛大なお見送りに、手を振りながら笑顔で出発した4~5歳児と保護者の皆さん。
頂上で美味しいお弁当を食べて、午後2~3時頃には元気に帰って来ましたよ。
お父さん、お母さんもお疲れ様でした!
雪が降った朝
2月14日(金)
今年2度目の雪が降った朝のこと…
いろいろな容器を手に持って、テラスにズラーッと並んで、園庭の方を見ながら何やら待っているコスモス組の子どもたち。
そこへやって来た担任の先生とのやり取り…「アイス、お待たせしました~!」「ハイ、お客さま、もう少しお待ちくださ~い!」
雪をかき氷やシャーベットに見立てて、嬉しそうなコスモス組の子どもたち。
一方、こんなカワイイゆきだるまを作って見せてくれたのはすずらん組。チョコレート色のアイスのカップの帽子がとってもおしゃれでしょ?
節分
2月4日(火)
2月3日は節分でした。保育園では毎年恒例の豆まきをして鬼を追い払い、福を呼び込み冬から春への季節の変わり目を元気で過ごせますように…と自分の歳の数+1個の豆を食べ、午後のおやつには恵方巻を今年の恵方の東北東に向かって無言で食べたりして日本の伝承行事を味わいました。
でも、子どもたちにとって一番印象に残ったことは何といっても、怖~い鬼の登場でした!
見てください、この子どもたちの何とも言えない表情…(笑)
赤鬼に追いかけられて、怖くて逃げ惑う子どもたち。その逃げ足の速さといったら…そんな必死な子どもたちの姿を見て喜ぶ大人たち。(笑)
毎年繰り広げられる豆まきの愉快な光景です。
「何もいたずらに怖がらせることはないのに…」という意見もあるかもしれませんが…でもそこは古くから伝わる行事…何か意味があるはずです。
この世の中には、普段は目には見えないけれど
人間の力が及ばないくらい怖くて大きな存在がある。だから、奢らず慢心することなく謙虚に慎むこと。たとえば、そんなメッセージを鬼という怖い姿に代えて、子どもたちに伝える祖先の知恵なのかもしれません。
そんなことを思いながら、ふと右の写真を見て…笑ってしまいました。
何と!机の下に隠れている子どもが一人…(笑)
お楽しみ会パート2(3歳以上児クラス)
2月1日(土)
いよいよ今日は3歳以上児クラスのトリをとって、きく・もも組のお楽しみ会です。
この日も朝早く、何と6時頃から並んで下さった保護者の方がおられたとか…。
可愛い我が子の晴れ姿を良い席で観ようという親心に敬服です。
さて、最初に登場したのはきく組。出し物は「15匹のネコとアホウドリ」
ネコとアホウドリに扮した子どもたちが、楽しいやり取りを繰り広げます。
いつもはにぎやかなきく組ですが、この日は少しおとなしめ…。
たぶん大勢のお客さんを見て、緊張していたのでしょう。
それでも、みんなニコニコといい顔して楽しそうに演じていました。
最後のフィナーレでは3歳~5歳の全員が勢ぞろい!
仲良し仲間で協力し合って頑張りました。
きく組の後で元気いっぱいの演技を見せてくれたのは、もも組。
ふだんからとってもおしゃべりが盛んなクラスです。
もも組の出し物は「もも組パレード」
それぞれの子どもたちがグループで、自分の得意な技をして見せてくれました。
ポンポンを持って歌ったり踊ったり、あや取りをしたり…。
お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、お家の人たちの声援をいっぱいもらって、子どもたちは大張り切りでした。
そして、最後はクラス全員大集合!
年上の子は年下の子を思いやり、年下の子は年上の子にあこがれ…
異年齢保育の良さを十分感じることができた、3歳以上児クラスのお楽しみ会でした。
寒い中、朝早くから保護者の皆さん、お疲れ様でした!
モザイク画展
1月28日(火)
少し前になりますが…
5歳児が夏頃に作ったモザイク画が1/11~1/19の日程で
岡山シティミュージアムに展示されているのをみんなで観に行きました。
この展覧会を企画して下さったのは、童画家の”中山忍”さん。
今回の作品の材料は全て提供して下さいました。
私たちは樹の形をした板に下絵を描いてそれに細かく割ったタイルをモザイクのように張り付けていくだけでした。
子どもたちは会場で自分たちの作品を発見して
「あった、あった!」と大喜び!
でも、ちゃんと周りのお客さんに迷惑にならないように
小さな声で喜んだそうです。
中山さんのたくさんの作品も
真剣な表情で食い入るように見ていた子どもたち。
素晴らしい芸術文化に触れて
感動していたようです。
園長との会食
1月27日(月)
毎年この時期になると”園長と5歳児の食事会”があります。
もうすぐ卒園して小学校へと入学する子どもたちと
職員室で一緒においしい給食を食べながら
あれやこれやとよもやま話をするのです。
普段はあまりゆっくりと話をすることがないので
ここぞとばかりにしゃべる子どもたち…。
自分が行く小学校のこと、ランドセルのこと、友だちのこと
そして、聞かれてもないのにお家の事情まで…(笑)
エッ?この子がこんなにしゃべるの?と驚くこともしばしばです。
会食の最後に必ずしてもらうことは…「5歳児との会食ノート」に自分の名前を書くことと大きくなったら何になりたいかを書くこと。
この時ばかりはどの子も瞳がキラ~んと輝きます。
警察官、ケーキ屋さん、野球選手…と、いろんな職業があがる中「足が速くなりたいです」と書いたのはRくん。
そっか~…足の速い人に憧れてるんだね!
今週はさくら組、来週はうめ組…毎年楽しみな恒例の5歳児との会食です。
お楽しみ会(3歳以上児クラス)
1月25日(土)
今日はいよいよ3歳以上児クラスのお楽しみ会です。
6クラスのうち、今日が第1部さくら・ふじ組、第2部がたんぽぽ・うめ組の4クラス。
そして、来週がきく・もも組です。
さて今日最初の登場はさくら組。
「おおかみと7ひきのこやぎ」の絵本をもとにした劇遊びです。その中で2匹のこやぎが、何と!南京玉すだれを上手にして見せてくれたのにはビックリ!
次のクラスはふじ組で、宇宙探検をテーマにした出し物でした。
ひこうき星とかレストラン星など、とてもユニークな星にまつわるパフォーマンスを見せてくれました。
中でもレストラン星では、5歳児たちがクラスでのレストランごっこの経験を生かして、とても張り切っていました。
お客で登場した私の、たくさんの注文にもちゃ~んと応えてくれて…さすが5歳児。
「食後にコーヒーはないの?」という、ちょっと難しいオーダーに戸惑いながらも、「もうコーヒーは売り切れです!」と、とっさのアドリブで切り返したのはお見事!
でも、料金を600円支払ったのに、おつりを600円もくれて…客席は大笑いでした。
第2部はたんぽぽ・うめ組の5歳児のマリンバ演奏からスタートです。
5歳児になったらカッコよく演奏したいと、4歳の時からずーっとあこがれてきた合奏です。
この日のために11月ごろからコツコツと練習してきた成果を、お家の人たちに聴いてもらいました。
どの子も晴れやかな自信に満ちた表情が印象的でした。
たんぽぽ組の出し物は絵本「どろぼうがっこう」の続編です。
子どもたちの大好きな絵本が題材ということで、みんな楽しそう!
おまけに…てぬぐいの頬っかむりがとても可愛い!
そうそう…産休中の担任も観に来てくれて、子どもたちの様子を見守っていました。
そして、ちょっと見ない間の成長ぶりに目頭を熱くしていました。
そして、最後はうめ組の「かにむかし」です。
日本の昔話のほのぼのとした雰囲気が伝わってきて、見ている方もほっこりと胸が温かくなるような楽しい劇でした。
子どもたちも笑顔いっぱいで、中にはずーっと出ずっぱりの子もいたりして、とても可愛かったです。
おそらく保護者の皆さんも、我が子の成長を感じて嬉しく思われたことでしょう。
何よりも、子どもたちが楽しくできたことがいちばんです。お疲れ様でした!
とんどまつり
1月10日(金)
15日の小正月より少し早く、まだ松の内の10日に恒例のとんどまつりをしました。
子どもたちがお家から持ってきた正月飾りや門松の竹などを燃やし、その灰を顔に塗って今年の無病息災を願う伝統行事です。
この日は少し寒かったのですが、風もなく絶好のとんど祭り日和?でした。
火をつけるとたちまち大きな炎が立ち昇り、すごい迫力に子どもたちは息をのんで見守りました。
火が下火になると、お飾りの縄の燃えた炭を冷まして顔に塗りつけます。
お互いにキャーキャー言いながら、相手の顔に炭をつけようと追っかけ回している子もいます。
いつもは汚したら怒られるのに、この日ばかりは特別です。
むしろ、真っ黒けに汚した方が健康になるというのですから…当然、張り切りますよね。
中には、誰だかわからないほど真っ黒に塗りたくっている子もいたりして…お互いの顔に大笑いしながら、自然に笑顔があふれて楽しいひとときです。
顔に炭を塗りまくって大笑いした後は、お待ちかねのお餅を焼いて食べる時間です。
とんどの燃えた後の火で、餅焼き網に乗せたお餅を焼くのです。
お餅が焼けるまで、「まだかな~」と辛抱強く待っている子どもたち…。
みんなの熱い視線を感じながら、お餅をひっくり返す先生の手にも力が入ります。
でも、こうやって屋外でお餅を焼いて食べる経験なんて、滅多にできるものではありません。
とんど祭りならではのお楽しみですね。
あっちでもこっちでも、クラスごとに火を囲んで、お餅を焼いて食べる子どもたち。
真っ黒な顔で、美味しそうにお餅をほおばる様子は、まさにワイルドそのもの!
でも、皆さんも子どもの頃、経験したことがあると思いますが、ホント、こうやって焼いて食べるお餅は美味しいですよね~!
日本人に生まれてよかった…としみじみそう思います。(ちょっとオーバー?)
とにかく…そんな楽しいとんど祭りでした。
※とんど祭りのフォトギャラリーもご覧下さい!
新年あけましておめでとうございます
1月4日(土)
本年もどうぞよろしくお願い致します。
皆さま、よいお正月を迎えられましたか?
今年は穏やかな好天に恵まれて良かったですね。
子どもたちも久し振りにおじいちゃんおばあちゃん、いとこたちと会ったり、お年玉をもらったりしてさぞ喜んだことでしょう。
保育園では今年も門松を飾って、新年の年神様を迎える準備をしました。
今年一年が皆さまにとって、素晴らしい年になりますようにお祈りしています。