くろまめ
12月25日(火)
おせちに欠かせない黒豆。一生マメで健康なように…とか、豆のパワーは凄いので…とか、豆の効能にあやかってお正月に縁起の良い食べ物ということで知られています。
その黒豆が畑でいっぱい採れたから…と畑のおじちゃんが持って来てくれました。
でも、この黒豆、硬いさやから取り出さなければなりません。そこで、毎年子どもたちが豆を剥く役割なのですが、何と今年はこんなに小さな1歳児さんが黙々と豆を剥く姿が…。なるほど…手先の発達につながるかもね?
おもちつき大会
12月21日(金)
クリスマス会が終わったら、今度は「おもちつき大会」。年末は楽しい行事が続くので、子どもたちは大喜び!
でも、そのぶん大人たちは大忙し…なんです。
昔はこの時期、どこの家でも「もちつき」をしていましたが、今ではあまり見かけなくなりました。
そこで保育園では、日本の伝統的な年越し行事を子どもたちに体験させたいと考えて、毎年「もちつき」をしています。
蒸したてのもち米の匂いをかいで、思わず「いい匂い~」「おいしそう~」と子どもたち。そのもち米を臼に移して…さあ、もちつきの始まりです。
最初は大人の出番、担任の先生や畑のおじちゃんたちに「がんばれ!がんばれ!」と子どもたちの声援が飛び交います。そして、おもちがだいぶつきあがったら、いよいよ子どもたちの登場です。
仲良し仲間ごと順番に「ペッタン、ペッタン」と重い杵を持ち上げては振り下ろします。
次々とつき手が交代するので、おもちが少々冷めがちですが…まあ、良いとしましょう!
つきあがったおもちをおいしそうにほおばる子どもたちの笑顔は最高でした!
クリスマス会
12月17日(月)
本当のクリスマスよりも一足早く、保育園ではクリスマス会がありました。
ホールでは3歳以上児が集まり、先生たちの劇やクリスマスメドレーのマリンバ演奏で楽しみました。
そして、劇の途中でサンタクロースさんがやって来て、子どもたちは大興奮!
今年のサンタさんは昨年とは別の人らしく、バック転はしませんでしたが(笑)、子どもたちはその一挙手一投足に目が釘付けでした。その日のお昼寝はサンタさんの言うことをよく聞いて、いつになくいい子で寝ていた子どもたちでした。
お店屋さんごっこ
12月14日(金)
この頃、何かと忙しく…めっきり更新ができておりません。(汗)
この日記を楽しみにして下さっている皆さまには申し訳なく…(ペコリ)。
さて、久しぶりの更新はもうずいぶん前(11月27日)のことで恐縮なのですが、3歳以上児クラスきく組の「お店屋さんごっこ」の様子です。
クラスを2つのグループに分けて、前半後半で売る人、買う人を交代していたようです。
実はこの日は新任M先生の公開保育ということで、私を含め多くの先生たちが様子を観ていたので、M先生はもちろんのこと、子どもたちもちょっと緊張していたようです。
それぞれのお店で売る人になっているのは、いつもの仲良し仲間の3人組です。
5歳児が店長さんで3,4歳児は店員さんです。
各お店では子どもたち手作りのお菓子やアクセサリー、額絵など様々な商品を売っていました。
この日のために、子どもたちと担任が相談して少しずつ準備をしてきたようです。
そのお店の中で、一番人気だったのが「眼鏡屋さん」でした。
とてもカラフルで奇抜なデザインのサングラスや眼鏡が並んでいました。
お客さんの2歳児の子どもたちもお気に入りの眼鏡をさっそくかけてご機嫌です。
お客さんとして買い物にやって来たたんぽぽ組のAくんも、真っ赤なふちの眼鏡を買ってとてもご満悦な様子。
「オッ!Aくん、かっこいい~!」と声をかけながら、カメラを向けると、とびきりご機嫌な表情で「どうだ~!かっこいいでしょ?」と言わんばかりに、ピースサインをして見せてくれました。
と、話はこれでおしまい…ではないんです。
Aくん、よほどこの眼鏡が気に入ったのでしょう。
しばらく後のこと、いったん買い物を終えたAくんが、今度は妹のSちゃんの手を引いて、また買い物にやってきたのです。
そして、他の店には目もくれず、迷わず向かったのが眼鏡屋さん。
「Sちゃん、どの眼鏡がいい?」と優しく声をかけながら、Sちゃんの品物選びを見守っているではありませんか!
う~ん、さすが、兄妹ですね…。
自分が嬉しかったことを妹にもさせてあげようという、とても妹思いのお兄ちゃんです。
なおも見守っていると、Sちゃんが選んで買った眼鏡を、今度はかけてあげようとしているお兄ちゃんのAくん。
でも、でも…なかなかうまくかけてあげられないのです。(涙)
何度も何度も、かけてははずれ…をくりかえしているお兄ちゃん。
それをじっと待っているSちゃん。
すごく真剣な表情で、かなり長い時間集中して、がんばっていた二人でしたが…。
ついには、側で見ていた保育士が見るに見かねて、助け舟を出してあげたようです。
「どうら、貸してごらん。先生が手伝ってあげよう」
そして、ご覧のように先生に眼鏡をかけてもらったという次第です。
そのあとは…もちろん嬉しそうに眼鏡をかけて、さらにお買い物を続ける二人でした。
お店屋さんごっこで見かけた、兄妹の絆の深さを感じる心温まるエピソードでした。
足踏み脱穀機で脱穀!
11月21日(水)
半月前に稲刈りしたあと、昔ながらのはぜかけで干していた稲がほど良く乾いてきたので、今週はいよいよ脱穀です。
今日はふじ組とさくら組が田んぼに出かけました。
脱穀の機械は、これまた昔ながらの足踏み脱穀機!
足でペダルを踏みながら稲穂からお米を分離していきます。
子どもたちも神妙な面持ちで一人一束の稲の脱穀に挑戦です。
でもさすが、5歳児は要領がいいですね。
脱穀が終わると、待ってました!とばかりにわら遊びに興じる子どもたち。
実は脱穀よりも、このわら山で遊ぶほうが楽しみのようです。(笑)
わらを投げあいっこしている子もいれば、3匹の子豚のように、わらのおうちを作っている子もいます。
でもやはり、一番人気はわらの上に寝っころがること…のようです。
わらのお布団に包まれて、何とも幸せそうな表情の子どもたち。
稲のにおいを感じながら、小春日和のお日様の光を全身で浴びながら…とっても気持ちよさそうに、わらのお布団に寝っころがっています。
この感覚は、きっと大きくなっても、心地よい体験として体のどこかで覚えてくれているんじゃないかな…そうであってほしいなと思います。
親子で稲刈り
10月27日(土)
今日は5歳児親子ふれあいデーで、親子で稲刈り体験をしてもらいました。
昨年度はあいにくの雨で中止となり残念でしたが、今年は絶好の稲刈り日和となりました。
子どもたちは3歳児の時から稲刈りは体験しているのですが、保護者の中には生まれて初めての方もおられるようでした。
日照不足で心配していた今年の実りですが、まずまず上々のでき具合です。
5歳児ともなると手先が器用になるので、鎌を使って稲を刈ることができるようになります。
でも、そこはまだ子ども…おぼつかない手つきで危なっかしいところを、お母さんやお父さんが見守って下さいます。
1対1のマンツーマンの指導がしていただけるので安心です。
親子で楽しそうに、そして賑やかに力を合わせて稲を刈っていきます。
子どもたちはとても嬉しそうです。
稲を刈ったあとは束ねて紐でくくります。
その作業が子どもたちには難しくて、ここはお父さん、お母さんの出番です。
でもさすが…大人の手が多いと作業がずいぶんとはかどります。
職員だけだと、こんなふうにはできません。
保護者の皆さま、ありがとうございま~す。
子どもたちも見よう見真似で、がんばってくくろうとしていました。
くくった稲の束は、昔ながらの方法ではぜにかけて干します。
ちなみに、このはぜかけは「ホスべー」という分かりやすい名前です(笑)。
それにしても…今どき、こんなはぜかけで稲を乾かしている風景は見かけませんよね。
でも、稲刈りもはぜかけも、昔はこうでした。
本園では、我が国に伝わる昔ながらの手作業にこだわっているのです。
だから、職員は大変なのですが…(笑)。
そして最後にクラスみんなで記念撮影、「はい、チーズ!」
しっかりと働いたあとの満足感でしょうか…。
子どもたちもお母さんたちも、そして担任も、みんないい顔してますね!
子どもたちが大きくなったとき、この稲刈り体験が楽しい思い出として記憶に残っていてくれたらいいなと思います。
参加してくださった保護者の皆さま、稲刈りお疲れ様でした!
5歳児お泊り保育
10月12~13日
今日は5歳児が待ちに待ったお泊り保育です。
岡山市立少年自然の家に1泊2日で出かけます。
朝から張り切ってテンションの高い子どもたち。
出発前に園庭に整列して、保育園のみんなに向かって元気一杯に「行ってきま~す!」
もしかすると、お父さんお母さんのほうが寂しかったりして…。
異年齢クラスの3~4歳児がつくったトンネルアーチを潜り抜けて出発です。
「ふーっ、しんどかった…」と低い姿勢でアーチを潜る大変さをぼやく5歳児さん。
でも、見送るほうも見送られるほうも、みんなニコニコと嬉しそうです。
盛大なお見送りはこんなところまで続きます。
もう2度と会えないというわけじゃないのに…。
お別れを惜しむというよりか、「センパイ!お泊りがんばってね!」でしょうか?
それとも、「センパイ!心配しないで、あとは私たちに任せて!」でしょうか?
おなじみの園バスに乗って、いざ出発です!
ライオンバスとキリンバス、2台に分乗して一路「少年自然の家」へと向かいます。
運転手さん、いつも安全運転ありがとうございます。そして、今日も安全運転よろしくお願いします。
さて、時間は一気に進んで、ここは宵闇迫る「少年自然の家」です。
子どもたちは無事に一日目の活動を終え、夕食も済ませ、いよいよこれから始まる夜のお楽しみ、「キャンプファイヤー」を今か今かと待っているところです。
そこへ、仕事を終えた保育園の応援スタッフが三々五々、手伝いに駆けつけてきます。
もちろん園長も、営火長の役目を果たすため、こうしてやって来たというわけです。
夕方6時からキャンプファイヤーのリハーサル。
点火係の6人の子どもたちです。
それぞれに「自立の火」「協同の火」「友愛の火」「奉仕の火」「感謝の火」そして「健康の火」と名づけられたトーチをもって点火します。
この名前を覚えるのがとても難しくて…。何度も何度も繰り返し練習しました。
聖なる火をトーチで運んでくるのは女神さま。
大役をおおせつかり、かわいい女神の衣装を身にまとい、少し緊張気味の二人。
キャンプファイヤーが始まり、厳かにトーチの入場です。
みんなの視線が二人に集まります。
無事に中央のキャンプファイヤーに火がつき、メラメラと薪が燃え上がります。
昨夜は風が少しきつかったので、「火~の粉を巻き上~げ、天~まで焦がせ~♪」という「燃えろよ燃えろ」という歌の歌詞の、まさにその通りの状況でした。
そして、毎年恒例の新任保育士による楽しいゲームで、大いに盛り上がったのでした。
さてさて、キャンプファイヤーのあとはお楽しみの入浴タイム!
夜風にあたって冷え切った体を温めて、一日の疲れを癒します…いえいえ、そんなおとなしいものではありませんでした。
もう、ホント、うるさいのなんのって…特に男の子たち。(実は男風呂しか取材してない)
でも、これが楽しい思い出になるんですよね。だから、大目にみましたとも…。
そして、お風呂から出たら、おやすみタイム!
でもその前に、クラスの3~4歳児さんからの激励のお手紙を読んで嬉しそうな表情の子どもたち。
さらには、こうやって記念撮影しまくり…。
そしてついに、バタンキュー。
みなさん、おやすみなさ~い!
一気に時間は過ぎまして…。
無事にお泊り保育を終えた5歳児60名が本日午後、保育園に帰ってきました。
チョッピリ疲れた感じの子もいましたが、まあまあ元気そうでした。
ご褒美の、仲間のしるし「バンダナ」を担任の先生からもらって嬉しそう…。
みんなまたひとつ大きく成長しましたよ!
新しく生まれたお人形たち
10月9日(火)
じゃ~ん!勢揃いしたのは、この夏生まれた新しい仲間。ウォルドルフ人形の赤ちゃん人形”ぽあぽあマリア”です。
この子たちの生みの親は、経験年数2~3年目の保育士たち。実はそれ以上の先生たちは、3年ほど前にみんな1体ずつ作っているのです。
今、3歳以上児のクラスに置いている大きなウォルドルフ人形もその先生たちの手作りです。
そして、2歳児以下のクラスにいる”ぽあぽあマリア”もそのとき作ったものなのです。
さて、この夏の「若い先生たちにもお人形を作ってもらおう!」プロジェクト。
これを計画したわけは、実にシンプル…自分で苦労して作れば大事にしてくれるかも…というもの。
その結果は、まさに予感的中…してやったりとはこのことです。
「うちの子が一番かわいい~!」と、誰も彼もがまるで親バカ状態(笑)。
また、ついでに発覚したのが、それぞれの器用さ無器用さ加減…(汗)。
でも、多少下手でもいいんです。子どもたちが喜んでさえくれれば…。
カメの赤ちゃん3兄弟
10月5日(金)
先日生まれたカメの赤ちゃん3兄弟。
結局、あとの卵はダメだったのですが、この3匹は元気いっぱいに育っています。
最近は小さな粒状のカメの餌を、小さな口でパクッと食べたり、3匹が重なるようにして砂の中に潜っていたり…いつまで見ていても飽きません。
性格もだんだんわかってきて、カメ太郎はやはり長男らしくおっとり型。カメ二郎は隙あらば逃げ出そうとするやんちゃ型。カメ三郎は食欲旺盛でよく動き回る元気っ子型。
カメも人間の子ども同様、みな個性が違うんだ~。